10日過ぎて。
まず今回の東日本大震災で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。そしてお亡くなりになった一人一人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。あまりにも突然すぎてあまりにも大災害すぎて10日間過ぎた今でも未だにワタシ自身は落ち着きを取り戻せていません。旦那曰くワタシは「沖縄の中でも10本の指に入るビビリ」なんだそうです。まさにその通りです。そして今回の大震災の中でこのブログはいっそのことこのまま閉鎖しようと考えていました。「遥か遠く離れた沖縄の人が何を言ってるんだ」と思われるかも知れません。実際にその日は地震も無く津波も無く今もこうやって無事に日々を過ごせているんですから。でも被災地や原発の事を考えると手は止まり、被災者や亡くなった方々や今も行方不明の方達を思うと、どうしても「こんなことやっている場合じゃない」と思ってパソコンを閉じてしまうんです。あの日以来ワタシの中には「生きている」という実感以上に「生かされている」という感覚も生まれました。目に入る映像は現実には受け入れがたく、耳に入る情報は真実とは異なる事も増えてきました。まさに今日本中がグルグル掻き回されている状態なのでしょう。でもその中枢にいるのは被災地の方々であんなに悲惨な状態でも動じることも無く何に恐れることも無くもう心は「復興」に向かっているその姿にワタシは胸が熱くなりました。そして復興へ向かって遠く離れた沖縄から出来ることはまず「募金」これに尽きると思います。物資や人材はそれなりにコストもかかるし労力も要します。物流ルートも定まらない今は募金に徹するのが懸命だとワタシは思い、それを続けていこうと考えています。テレビを観ると被災地の方々が「ありがたい」とか「ご苦労さん」だとか素晴らしい日本語を口揃えて言っているのにワタシはとても感動しました。どんなに辛くても労いの気持ちを忘れない日本の心、日本人としての誇り。うん、絶対に日本は大丈夫!助け合って復興できる!そう確信しました。そしてワタシは日々出来ることをコツコツと続けていこうと思います。全ての日本人の明るい未来の為に。
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