勝負の秋。
秋分の日を前にしてワタシの心は早くも秋を迎えている。朝はやわらかな日差しを浴びてお布団と一緒に日光浴し、夕暮れには布団を取り込みながら薄紫交じりの空を見ては黄昏る。間違っても布団と一緒に「干されている」なんて思わないで~!こうやってワタシが一足早く秋を楽しんでいるのには理由があって、恐らく今年の秋は季節を楽しんでいる余裕が無い事が分かっているからである。去年までは食欲の秋だの読書の秋だの言っていたが、今年は絶対「多忙の秋」になるであろう。空をじっくり眺めているのも今のうち、雲の流れを目で追っているのも今のうち、梨やお菓子や季節の食材に舌鼓を打っているのも今のうちなのである。「勝負の秋」なんて受験以来のセリフだが、あの時ぐらい不安で緊張してドキドキしている。ちなみに「秋に好きな人に告白しても振られる」というワタシの不名誉なジンクスがあるのだが、その言葉に反して息子は好きな子に今現在猛アタックしているらしい・・「秋はセンチメンタルになるし、夏ほどの勢いもない。そして冬には別れが来るのが目に見えている」という魔のオータムシーズンにもひるむことない息子のパワー。母さんの積年のジンクスをどうか裏切っておくれよ~!
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