mean.
昨夜偶然にも
セミが羽化する過程に遭遇しました
殻がパカッと割れて
中からはお菓子の
キャラメルコーンのでっかいやつのような
カール(うすあじ)のでっかいやつのような
とにかくセミとは思えない物体が
にゅるんとゆっくり出てきました
じっと、黙って観察していると
小さい緑色の羽は
だんだんと広がりをみせ
葉脈のような模様が浮き上がり
それはそれは美しくて
ただじいっと見入ってしまいました
(その広がりと妖艶さに
少しジュディオングの衣装と歌を
想像してしまいました・・
♪wind is blowing from the Aegean♪ のとこ)
やがて手足も動きだし
いまにも飛び立ちそうな状態に
なったのを確認して
セミちゃんとさよならしたが
今頃どこを飛んでるんでしょうか
青空の沖縄に生まれてよかったね、と
今朝なんとなく思って
ラッキーなセミ生(人生)を
送ってほしいと思いました
セミってほんと不思議
何年も土の中に眠って
成虫として生きられるのは
ほんの数週間
ここにいるよ~とばかりに
ミーンミーンミーンと鳴くミンミンセミ
ジワジワジワ~と騒ぐクマゼミ
ツクツクボウシ~ツクツクボウシ~
と鳴く西川のりお
(あ、違った。)
色んなセミや人間がいるけれど
わずかな時間を鳴いて騒いで
蜜吸って思い切り生きてほしいです
みーん、ミーン、mean
鳴くのも生きるのも意味があるんだ、と
一匹のセミに教わりました
関連記事