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2012年08月07日

軌道修正。

例えば、誰かに「お腹空いた、何か作って」と言われたとします。その時あなたはどうしますか?「うん、分かった。何が食べたいの?」と相手の要望を聞いてからメニューを考えて台所に立ちますか?それとも「分かった、ちょっと待っててね」と言い、自分で冷蔵庫の中身と相談して相手に食べたいものも聞かずに、いそいそと料理の支度を始めますか?因みにワタシは完全に後者です。自分でゼロから何かを作ることに喜びを感じ集中するようです。相手が何を食べたいとか、どのくらいの量が適量なのかというのは二の次で、ムシャムシャと美味しそうに頬張る姿を想像しながら、我流で作業することに夢中になるようです。もちろん相手によっては前者の方法を選ぶときもあります。最低限の好みや嗜好やアレルギーや栄養バランスなどは考慮しますが、無意識だったり気心知れた相手にはついつい後者になってしまうようです。そして前者はワタシから見ると「相手の要望に合わせて臨機応変に対応出来る人」だと思います。道具や材料は自分で用意してチョイスするけども、相手の要求に忠実に応え料理を完成させることに喜びを感じられる人。共同作業に近い感覚で、計らいながら、相談し合いながら、事を運ぶことに向いている人がこのタイプだと思います。どちらが良くて、どちらが悪いとかはこの際省いちゃいましょう。角度変えれば景色が変わるんですから。ただ明らかに大きく二手に分かれるんだな、という事実を知ったまでです。そしてワタシは大きな勘違いをしていたようです。これまではワタシも前者だと思っていたんです。もしくは器用に両方を使い分けることが出来るだろう、と根拠の無い自信があった。そしてワタシの周りの人々がほとんど前者なのに紛れ込んで「ワタシもそうなんだろうな」と思い込んでいたんです。でも、どうやら歩幅が合わない。気付けば歩き方が妙。小走りやスキップを勝手に導入している。蛇足でゴールする。邪道が美学。どうにもついつい我が出てしまう。その辺りをひしひしと、ありありと実感。この文章だって「誰かと思いを共感したいから書いているんだ」とつらつら綴ってきたけども、実際は「ただ自分の主張をして、満足したい」だけだったのかも。周りの人々と意見を交換して、照らし合わせて、緻密に下調べして、丁寧に書き上げた新聞の記事だと思っていたのが、実は雑誌の後ろページにある読者のハガキやメールのような単体の意見に過ぎなかったということ。週刊少年ジャンプの「ジャンプ放送局」や、タモリ倶楽部の「空耳アワー」のコーナーに近いような。視点や目線は独特だけども、信憑性や信頼性を必要とはしていない。そして多くの人が必要としているのは真実の新聞と記事と確かな情報。ワタシがしていることは上下変動制の気分お気楽な日記という娯楽。そしてほとんどの場合、求められているのは「食べたいものを確実に提供してくれるレストラン」対してワタシがしていることは「メニューが一つしかない不定休の小料理屋」。どちらに自然と足が向くかは必然。・・でもレストランはフランチャイズで展開できるけども、小料理屋はムリですよね。看板かえてメニュー増やしたら全く別物になってしまうし。・・そして、今年の夏はホント心が揺さぶられたり、動揺することばかり。この景色と風に今日も心が救われます・・台風が乱舞し、留まる東シナ海を望む。そんなに居座るのなら、緊張続く周辺諸国の問題や課題をその渦の中でジャブジャブ洗って、汚れを落として、真っ白にして、シワやヨレのない国旗をそよがせておくれ。ワタシはその間に、小料理屋とレストランの狭間で彷徨っているから。
軌道修正。


タグ :沖縄台風

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Posted by おかっぱ at 12:59│Comments(0)ワタシノシュミ
 
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