2015年07月15日
ピンクリボン。
4つ下の妹から仕事終わりに
ケータイに着信があった
折り返し電話するとすぐさま
「ねぇ、聞いた?あのさ・・
お母さん、乳がんかもしれないって」
会話の出だしからなんとなく
いい話じゃなさそうだな・・と
思ってはいたけれど
突然の知らせに言葉がでなかった
ただ救いは「かもしれない」という
不確かな状態だということと
当の本人である母の性格は
生粋の明るい人間なので
どんな病気にも立ち向かう
精神があるということだった
妹はまくし立てるように
電話の向こう側で話をすすめた
「じゃ、今から乳がん検査できる
病院をリストアップして。
それ見て私は最短で検査できる
病院を探して予約するから」と。
妹にせかされるように
「うん、じゃまた電話する」と
一旦すぐに電話をきった。
こういうときに私たち姉妹の役割は
だいたい決まっている。
三姉妹の真ん中である私は
情報検索をして伝達する係、
そして妹はそれらを吟味し
よりよい選択をして
スムーズにスケジュールを組む、
そして上の姉がすぐさま行動に移す。
三姉妹それぞれの性格や
日頃の行動パターンを最大限に活かし
こうして数々のことを
これまでも乗り越えてきた。
このケースもこのような運びで
それぞれに動き回った結果
今回は電話があってから
なんと、3日間のうちに
離島に住んでいる母を呼び寄せ
姉が母に付き添って
乳がんの検査を念入りにしてもらい
「検査結果は陰性」の
嬉しい結果までもらった!
母の前では私は
「よかったね」の一言で終わったが
胸のうちではガッツポーズをしていた
うれしいうれしいうれしい~!!
本当にうれしくて安心した。
母は検査結果を報告した医者から
「まったく問題のない乳腺で
きれいなおっぱいをしています」と
言われたらしく、
「きれいなおっぱいだって~!
キャハハハハハハハ~」と
まれにみる浮かれっぷりだった・・
乳腺がしこりもなくきれい、という
意味であろうになんだか
別の解釈をしている様子・・
まぁ、いいや
母が元気できれいだったら。
今日はとてもいい日だ。
Posted by おかっぱ at 06:58│Comments(0)
│カゾク