2014年09月26日
おじいと虹。
早朝の海を散歩していたら
護岸におじいが座っていました
手には三線を持っていて
なんの曲か分からないけど
ゆったりして心地よい歌を
小さめの音色で奏でていました
カメラで撮っていいですか?と聞いたら
ニコニコ顔で頷いて
「家ではうるさいって言われるから
朝早くきて練習しているさ~」と言いながらも
三線を弾く手は止まりませんでした
おじいにどれだけ近寄っても怒らないし
周りに誰もいないものだから
ここぞとばかりに接近して連写していました
そうこうしていると
急にカタブイがきました
あたりに雨よけの屋根もないし
カメラも濡れてしまうから
ひとまず休憩しようと思っていたけど
目の前のおじいは一向に動く気配なし
背中しか見えないけど
カタブイなんてお構いなしの様子で
歌と三線の音色は止みませんでした
なんだかわかんないけど
おじいが止めないなら私だって、とムキになり
カメラも多少は濡れたっていいでしょ、と
継続しておじいを撮っていました
なんとなく海のほうに目を向けたら
海面からサーっと虹が伸びはじめて
ぐんぐんと弧を描きはじめて
おじいの方へ向かってきました
その光景のすごさにビックリした私は
日本人なのに「ワオ~」と言って
無我夢中で写真を撮りつづけました
おじいにもジェスチャーで虹を指差し
「みてみて!」と言いましたが
ニッコリ微笑むだけで
そのまま三線を弾いていました
私の目の前に延びた虹は
水面から水面へ
キレイな180度の半円になり
その真ん中にはおじいが座って
沖縄民謡を奏でていました
独り占めするには勿体なさ過ぎる
尊くて美しいひととき
しばらくすると雨はやみ
虹も薄くなりやがて消えました
おじいも小一時間すると
「もう疲れたさ~」と言って
三線片手に護岸を降りました
あらためて正面向かってお礼を言った時に
おじいの顔をみたら
その表情のすがすがしいこと
朝日が昇って背中に後光が差してるし
・・もしかして
おじいは神様だったのかな?

護岸におじいが座っていました
手には三線を持っていて
なんの曲か分からないけど
ゆったりして心地よい歌を
小さめの音色で奏でていました
カメラで撮っていいですか?と聞いたら
ニコニコ顔で頷いて
「家ではうるさいって言われるから
朝早くきて練習しているさ~」と言いながらも
三線を弾く手は止まりませんでした
おじいにどれだけ近寄っても怒らないし
周りに誰もいないものだから
ここぞとばかりに接近して連写していました
そうこうしていると
急にカタブイがきました
あたりに雨よけの屋根もないし
カメラも濡れてしまうから
ひとまず休憩しようと思っていたけど
目の前のおじいは一向に動く気配なし
背中しか見えないけど
カタブイなんてお構いなしの様子で
歌と三線の音色は止みませんでした
なんだかわかんないけど
おじいが止めないなら私だって、とムキになり
カメラも多少は濡れたっていいでしょ、と
継続しておじいを撮っていました
なんとなく海のほうに目を向けたら
海面からサーっと虹が伸びはじめて
ぐんぐんと弧を描きはじめて
おじいの方へ向かってきました
その光景のすごさにビックリした私は
日本人なのに「ワオ~」と言って
無我夢中で写真を撮りつづけました
おじいにもジェスチャーで虹を指差し
「みてみて!」と言いましたが
ニッコリ微笑むだけで
そのまま三線を弾いていました
私の目の前に延びた虹は
水面から水面へ
キレイな180度の半円になり
その真ん中にはおじいが座って
沖縄民謡を奏でていました
独り占めするには勿体なさ過ぎる
尊くて美しいひととき
しばらくすると雨はやみ
虹も薄くなりやがて消えました
おじいも小一時間すると
「もう疲れたさ~」と言って
三線片手に護岸を降りました
あらためて正面向かってお礼を言った時に
おじいの顔をみたら
その表情のすがすがしいこと
朝日が昇って背中に後光が差してるし
・・もしかして
おじいは神様だったのかな?

Posted by おかっぱ at 12:27│Comments(0)
│ワタシノシュミ