シティ・カントリー
そろそろ完成、もうすぐオープン、な雰囲気プンプンの建設物が防音シートというマントを剥いでジャジャーン!とお目見えな今日この頃。前を通るたびに「ちょっと~!うしろ見えないんですケド~」という海を見たがる24時間スーパーの魂の叫び声が聞こえてきそうな。こうやって日照権とか景観権とかが侵害されていくのね、と皮肉ったりして。確かにどんどんこのバイパスは便利になっていき、グイグイと街を引っ張っていく経済効果を期待できるような。そしてこの界隈はますます買い物にも不自由しないだろうし「ちょっと那覇にでも行ってみよっかな~」と思ってもこれからはこのデパートに足を止められるハメになるだろう。でもさ、言っちゃうけど、この類の箱もの商社あまりに数が増えすぎやしませんか?個人的には「もう、おなかいっぱい」ですケド。空き地があったら建てちゃおっか、という感が否めないのはワタシだけ?そしてその隣りのホテルはオープンしてるんだろうか。海が見えるという好立地条件にも関わらず建てるものはもっと他に無いのかね~というのがいつも通る時に心でボヤく小心者ツイート。確かに東急ハンズは魅力的。コンクリートの養生期間がおわったな、と思ったらそこだけまずロゴを貼ってきたのは誰かの巧みの技だと思います。完全に箱そのもののネームバリューよりも、そっちに気を取られちゃいましたから。でもこのあたり、住んでみると便利なことこの上ないけど風光明媚な割にはそのイメージがどんどん薄れていく・・「病院もデパートも学校も住宅も自然もいい感じに残っていていいトコになってきたね~」と世間話はするけども、これほどまでに完璧に近いと「映画・シザーハンズの住宅地」化していくような気がしてちとコワイ。そしてマダムが化粧品販売に東奔西走・・キャーッ!それこそジョニーよりもホラーなマダムばかりのシティーになっちゃうかもよっ・・とこれ以上言うとフレンズ誰も居なくなっちゃう恐れがあるので割愛。そしてそんなシティに住むワタシ達家族は無意識に人混みや建物を避けるかのように休日を過ごすことが多くなってきた。特に目的地を決めるわけでもなく、ただひたすらドライブしているつもりでも行き着いた先は「座喜味城跡」だったりその近所の「長浜ダム」だったり、昨日は「屋良城跡公園」やその近所を散策したり。そしてまだまだ知らない沖縄の発見や歴史に触れたりすることが最近のストレス発散になっていることは確かなようです。都会に住んでると自然豊かな景色が恋しくなり、緑に癒されるとまた雑多な日常でがんばってみよう、という行ったり来たりの繰り返し。そんな行き来が簡単に出来ちゃうのが、この沖縄の良い所なんだよね、ホント。フットワークを軽くしてミニマムに動く、そんな日常も悪くない。そして週末は自然豊かな場所で「ちい散歩」。ステキな家があれば「渡辺篤史の建もの探訪」。そして夜には「吉田類の酒場放浪記」のように一杯ひっかける、最高。ステキすぎる。オッサン万歳~・・ってワタシ下戸だったわ。
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