2012年09月24日
魔法と言葉と音楽。
こんなに能動的に行動した週末は最近なかったでしょ、と体が言っています。体力は消耗しきっても精神は覚醒している、という20代の頃のような感覚がほのかにあるような。金曜日は午前中から気のおけないご近所さんと共に大謝名の「魔法珈琲」へ。そして土曜日はコンベンションで開催された「書道家・武田双雲講話会」へ。そして昨日も同じくコンベンションで開かれた「レ・フレール」のコンサートへと行き、2日間連続で沖縄コンベンションセンターへと足を運び、この3日間は宜野湾市民が宜野湾市を存分に活用して満喫した、というありそうでなかった週末を体験しました。そして夜には青年エイサー祭りの花火を家から鑑賞する、という〆まで。この週末に色んな人に会い、色んな話を聞き、五感をフルに刺激されて思ったこと「ワタシだからこそできることは何だろう?」毎日をコツコツと間違いなく精一杯に過ごしているつもりでも、どこか無難に過ごそうと心掛けている自分がいて。転んだり踏み外すことを恐れたり恥じたりしている内に“みっともない事を避けている”自分にようやく気付きました。その事実をつくづくとありありと感じざるを得ない体感をしたような気分です。金曜日も友人には開口一番に「ワタシこうなりたいんだけど・・」と本音を言ってしまったり、土曜日も武田双雲氏の“言葉の力の素晴らしさ”や“だからこそできること”の可能性を信じてみたり。日曜日のコンサートは言葉よりも音楽に“ただ身を任せてしまおう”というこれまでにない感覚を味わうことができました。感動した時には体が勝手に拍手をしている。音と感情がリンクしている瞬間を味わったり。揺さぶられてどうしようもない時は会場の椅子に埋もれている猫背な自分を知ったり。音楽は何てストレートに心に響くんでしょうか。言葉というのは時に疑ってかからなきゃいけない事もあり。もしかすると無意識にそのスイッチが入っているのが大人かもしれない。でも音楽はそうじゃない。自分の体が自分のコントロールの効かない領域に入る感覚を知る。その場の音や空間や波動と自分が一体になれるのはなんて素晴らしいでしょう。そして自分の体と意識が少し離れた瞬間に「ワタシはルービック・キューブをしてるんだ」と気付く。ワタシの好きなコト、今の現状、愛する人々、目指す世界、それに必要な要素、目標、などを一つ一つのピースとし、その色を合わせ、面を揃えるために、ガチガチガチ・・と脳と手をひねる。そして何手か先に一面が揃うのを想像する。でも6面全てがクリアになるまでにあと何十手、何百手、何ひねりを繰り返せばいいのだろうか。そんな事を日々考えながら行動していたかも・・とピアノの旋律を聴いているうちに気付きました。まずは一列揃えてみよう、そして次に一面完成させてみよう。目標は6面全て完成。そうやって一手一手を着実に。これまでやみくもに無作為にひねってはラッキーを頼りにルービック・キューブを楽しんでいたワタシを変えてみよう。そう思えたのは、もしかしたら友人と魔法珈琲のほのかな甘み漂う水出し珈琲を飲み干したから。それとも武田双雲氏の屈託のない笑顔とよどみの無い言葉と人柄に出会えたから。もしくはピアノ連弾の音と迫力と美しさに身を委ねたからでしょうか。これからはとことん勤しんで楽しんでみよう。・・魔法よ言葉よ音楽よ、ワタシにパワーをありがとう。 

Posted by おかっぱ at 12:09│Comments(0)
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