2013年04月24日
Tempura.
ここのところ、ヒトエグサことアーサを消費するのに励んでおります。実家の母が「島のアーサが一番おいしいに決まってるんだから」という言葉を添えて、冬の終わりから春にかけるこのくらいの時期にいつも届けてくれるんです。ワタシの出身地の離島のアーサは、市販の乾燥アーサよりもフワフワしていて香りもはるかにいい。鮮やかな緑色は、天ぷらにしてもこのように色あせることはないし、スープにすると、海からそのまますくったように鮮やかにユラユラと泳ぐアーサは食べても美味しいし目にもおいしいです。この日は桜海老とむきエビを混ぜてかき揚げにしてチョン、とシママースをつけてサクッとペロッといただきました。別の日には新たまねぎと和えて天ぷらにしたり、アーサと豆腐のすまし汁にしたり、お弁当用にだし巻き卵に加えたり、嗜好を変えてチヂミにしてみたり。アレンジメニューに煮詰まったら、アーサを観葉植物感覚で小鉢に飾って愛でるのもいいですし、頭に乗せて志茂田景樹になりきってポージングも楽しいですよ(食べ物で遊んじゃいけませんし、志茂田さん真にスミマセン)・・さて、今日はどのメニューに混ぜ込んでやろうか、と今から考え中。
「体にいいし、自然のものだからどんどん食べなさい」と家族の体をいたわり、届けてくれる母がいて、その食材が生鮮な状態のまま調理できる環境があって、おいしいとモグモグ頬張ってくれる人がいる。そのナチュラルでストレートな愛情を改めて思うと、なんてありがたいんでしょう。しかもワタシを育ててくれた食材が、今もまだ自然に生育できる環境が、故郷には残ってくれている。地元の人が海へと捕りにいき「できるだけ早く」という想いで、人から人へとワタシの手元へ届くという昔ながらの流通。今までは当たり前だと思っていたけれど、それって当たり前だと思っちゃいけないんですよね。親から子へとつづく箱いっぱいの“ふるさと愛情便”も、みんなが受け継いでいかなきゃいけないんですよね、きっと。地元で作られた新商品が出ると必ず「島米と食べたらおいしかったよ~」と送ってくれるウチの母。地元の広報として立派に活動してくれています。そしてワタシは受け取った商品を調理して、お友達などにおすそ分けして「これ地元の特産品でして・・」と地道な広報活動を行っております。そしてアーサの天ぷらを食べたママさんが一言「おいしいね~伊江島のアーサ」・・って、ちーがーうー!イエジマジャナ~イ~!

「体にいいし、自然のものだからどんどん食べなさい」と家族の体をいたわり、届けてくれる母がいて、その食材が生鮮な状態のまま調理できる環境があって、おいしいとモグモグ頬張ってくれる人がいる。そのナチュラルでストレートな愛情を改めて思うと、なんてありがたいんでしょう。しかもワタシを育ててくれた食材が、今もまだ自然に生育できる環境が、故郷には残ってくれている。地元の人が海へと捕りにいき「できるだけ早く」という想いで、人から人へとワタシの手元へ届くという昔ながらの流通。今までは当たり前だと思っていたけれど、それって当たり前だと思っちゃいけないんですよね。親から子へとつづく箱いっぱいの“ふるさと愛情便”も、みんなが受け継いでいかなきゃいけないんですよね、きっと。地元で作られた新商品が出ると必ず「島米と食べたらおいしかったよ~」と送ってくれるウチの母。地元の広報として立派に活動してくれています。そしてワタシは受け取った商品を調理して、お友達などにおすそ分けして「これ地元の特産品でして・・」と地道な広報活動を行っております。そしてアーサの天ぷらを食べたママさんが一言「おいしいね~伊江島のアーサ」・・って、ちーがーうー!イエジマジャナ~イ~!

Posted by おかっぱ at 05:43│Comments(0)
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