2012年12月28日
珍事2012.
忘れもしない今年の夏、7月4日の朝でした。車に乗ろうと駐車場に行ったらば「・・ん?」と目を疑う光景が。なんとワタシの車の上にこのように立派なシーサーが鎮座して置いてあったのです。身に覚えは全くないし、家族や友人が「シーサー車の上に置いたからヨロシク!」と伝言した訳でもない。酒も飲まないので酔った勢いという可能性はほぼゼロ。同じ駐車場に車を停めている人に聞いても心当たりは無いらしい。もちろんシーサーを車の上に置く習慣もなければ、この光景自体初めて見たので、怒りどころか珍しさのあまりしばしボーっと眺めてしまった。「青い空にシーサー、沖縄じゃのう~」と悠長に構えてる場合ではなく、とりあえずその時は急いでいたので、シーサーを車の上から降ろし(けっこう重たかった)、車を停めている横にドシンと降ろした。そして半日経ち、再び駐車場に車を戻してもまだ同じ位置にシーサーは鎮座してあった。そのまま数日が経ち、数週間が経ち、数ヶ月経って、現在に至る。シーサーはまだワタシの車の横に毎日鎮座していたのだ。保管というよりもう放置だ。「いっそタイヤ止めにしてしまおうか」と数回頭をよぎった。でも変なとこ信心深いのか、ただのチキンなのか、そんなバチ当たりなことはできない。でももうシーサーの持ち主は引取りには来てくれないと思う。というか意図的に放置したのだろう。ワタシの車の上にっ!・・ま、アングリーな感情はシーサーに浄化してもらおう。そして今後、シーサー君をどうしてくれようか、とワタシは悩んだ。持っているわけにもいかない、でも捨てるに捨てれない。考え抜いた結果「そうだ、神宮に奉納しよう」と思い早速今朝、近くの神社へGO!大祓いで忙しい最中、巫女さんに「あの、すみません・・古札納所にけっこうでかいシーサーをおさめることは可能でしょうか・・」と出来るだけ遠慮がちに聞いてみた。すると「おやめください・・」と神聖で神妙な面持ちで丁重にNO!・・ガビ~ン、どうしよう。今年中にどうにかしたいのに。「シーサーなどは塩をまき、手を合わせ“処分いたします”と心で唱え、潔くご処分ください」と言われたので、神社でお賽銭を入れ“処分しまっせ”と心で唱え、二礼二拍手一礼で、シーサーを小脇に抱えて、その場を後にしました。そしてシーサー君は今もワタシの車の中。車の上ではなく助手席の下へと移動しただけ。・・どうしてこんな事になったんだろう。そして誰がこんなヘビーなシーサー君をワタシに託したのだろう。日付から推測するに7月4日はあの合衆国のインディペンデンス・デイ。周辺にはYナンバーも多く駐車している。疑い出せばキリがないけれど、シーサーは対でナンボなので、口を閉じた相方が寂しがっていると思うと心が痛みます・・う~ん、どうしよ、シーサー君。大晦日の紅白歌合戦、一緒に観るかい?


Posted by おかっぱ at 14:54│Comments(0)
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