2013年05月07日
休日の朝。
昨日の朝は、普天間宮までお散歩に行ってきました。朝8時頃の普天間宮はとても静かで、聞こえるのは巫女さんが竹ぼうきで境内を掃く音と、時おり普天間交差点から押しボタン式横断歩道のメロディが流れるくらい。車もまばらで、人もいなくて、気温もほどよく、風もおだやかでした。鳥居をぐぐったらまずは深呼吸。お散歩であがった息と心を落ち着かせます。手を清め、二礼二拍手一礼で手を合わせ、そのあと境内をボーっとみていると、正月の賑わいとはまた違った雰囲気です。巫女さんの所作もゆったりとしていて、それを見ているだけでも心が落ち着きます。そして、少し会話を交わした巫女さんにカメラをお願いしてみました。「もっとズームにしますか」という巫女さんの優しい心遣いに「いえ、スッピンなのでむしろもっと遠目で・・」と、若くて初々しい巫女さんを困らせてしまってゴメンなさい。今度はキチンとお化粧して、また近いうちに来ますね。
その後は、横に隣接するお寺さんへ。金色の観音様と向き合っていると、なんともいえない感覚になれます。観音さまを見つめている間にも、自分を見つめている感覚があります。それでいてその場の空間まるごとが大きなバルーンに包まれているような感覚にもなります。正直、ワタシはこれまで宗教とか信心とか、その世界観とは無縁でしたし、今でも何だかよくわかりません。けれども、こういう落ち着ける場所にいつでも足を運んだり、日常の中にあるというのはいいですよね。そして大切であればあるほど自らの軸となり、それぞれの心の中にありつづけるのですから。あらためて、すごいことだなぁ~なんて思っちゃいました。
なんだかんだ言って午前中のほとんどは神宮とお寺さんでのんびりしちゃいました。それからの帰り道は案の定エネルギーがなくなりまして、気持ちいい散歩というよりは、毛虫と蚊を避ける障害物競走という感じでした。そして「今日までゴールデンウィークだったらいいのに・・」とボヤく今朝。でも、心身ともにリフレッシュできたのでよかったです。この興味をとことん探求すると、みうらじゅん氏のようになれるだろうか。仏像とゆるキャラか・・奥深い。

Posted by おかっぱ at 07:28│Comments(0)
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