2013年07月07日
花火。
さきほど花火を観てきました。北谷の花火の見どころは水上花火。毎年これが観たくてサンセットビーチまで行くのですが、今年は天候に恵まれたせいか例年にないほどの大渋滞。夕方頃から国道がビクともしなかったのをみて、近場の海岸沿いから今年は見物しようと決めました。夕食を終えて、自宅からトボトボお散歩しながらしばらく歩けば、波ひとつない穏やかな西海岸が広がっています。あぁ、なんて素敵な場所にワタシ達は住んでいるのでしょう。海は時に怖かったり、大きな動きをみせることもありますが、せっかく沖縄に生まれ育ち住んでいるのだから、もっと海にきて贅沢にのんびりな時間を過ごそう。あらためて思った七夕の夜でした。
花火が上がったのは定刻を過ぎた夜8時20分ごろ。予定通りにいかないのもなんだか沖縄らしいな、と遠目からビーチを眺めつつも会場の空気が伝わってくるようでした。そして花火が上がったと同時に、空を包む色とりどりの花びら。数キロ離れたワタシ達の海岸にも花火の音と光はかがやいて、ため息や感激で無言になってしまいました。シンプルだけれど、花火ってどうしようもなくステキ。風情や光景や空気感など、すべては一瞬なんだけど、永遠を表現しているようにも思えます。水面にうつる花火はまるで一本の道のよう。柳のような花火は大きな満月のようでした。花火が終わった後は、いよいよ天の川をわたり織姫と彦星が会えるんですね。なんてステキなことでしょう。ジャマしちゃいけないから、いそいそと眠りにつきましょう。では、おやすみなさい。

Posted by おかっぱ at 23:18│Comments(0)
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