2014年01月14日
あけみおのまち
昨日、名護市へいきました
今のうごきをしりたくて
新聞やテレビの情報だけでなく
肌で名護市をかんじたかったのです
昨日は雨まじりの風がふき
気温も低かったせいでしょうか
名護十字路には人がいない
いや、それどころか
十字路以外の道にも人がいない
商店街の店舗も半数はシャッターがおろされ
実にさむざむしい光景
選挙期間とは思えない体感でした
印象的だったのは双方の後援会事務所
「今日どこかで街頭演説する予定はありますか」と
どちらの事務所にも伺ったのですが
対応が対照的でした
はじめに訪れた事務所では
「どこからきたの」と声をかけてくださり
「まぁどうぞ中へ」と
家の居間のようなぬくもりある
一室へ案内してくれたのです
笑顔や温かい応対で
もてなす心くばりが感じられ
くつろぎたくなるような空間でした
もう一方では
事務所入り口の方に
予定をお聞きしたのですが
簡素化された対応でした
そのかたわらでは
どこかの新聞記者が
丁寧な対応をうけ
するりと事務所内へ通される
この違いは選挙結果に
反映されるのでしょうか
期間限定で設けた一室でも
空間はそれぞれで
こうも違うんだな、と思いました
道すがら立ち寄ったお店で
「市長選の様子はどうですか」と
店主らしき人に伺ったら
「まぁ、二択ですからね」と
心をきめているように見受けました
今注目されている辺野古地区は
名護十字路からだいぶ離れています
名護市、とひとくくりにしても
実際おとずれてみると
名護はとても広いです
ゆえに市民でも他の地区には
なじみがなかったり
生活圏内に含まれていないことも
多いのではないでしょうか
名護市をあとにし
帰る道すがら思いました
目の前になければそれでいいのか、と
うとましいとされる存在が
目の前からなくなったら
あぁよかった、と
世界はよくなった、と
みんな思うのでしょうか
あなたは思うでしょうか
それは私から離れただけで
あなたから遠ざかっただけで
誰かはふたたび
同じ思いをいだくことになる
なくなるのではなく
ふえていく
それでいいのでしょうか

Posted by おかっぱ at 12:44│Comments(0)
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