2014年11月12日
やどかりくん。



週末に行った海岸
朝6時にはまだ誰もいなくて静かで
海上の沖合いには
白地に濃紺のラインが入った船が
朝日に向かうように航路を進んでいました
私は砂浜を下を向きながら
トボトボ歩いていると
やどかりがモソモソ動きだしたり
みたことない貝があちこちに落ちていたりして
フェンスや海なんて見もせず遊んでいました
そのなかで見つけたいっぴきのやどかりは
家が貝殻ではなくペットボトルの蓋でした
私が近寄るとキュッと身を縮こめるのですが
蓋に収まりきらずほとんど見えてる状態・・
なんだかかわいいな、
イタズラしちゃおうかな~と
ツンツクツンと木の枝でつっついたりして
美しい螺旋を描くやどかりよりも
魅力的でたくましささえ感じる一方で
人によって見方を変えれば
かわいそうなやどかりと
捉えることもできますね
この場所だからそうなったのかな?
このやどかりはかわいそうなのかな?
私はこのやどかりに何か
意味を含ませようとしてはいないか?
そう思ったらなんだか
純粋にやどかりを見ていないような気がして
カメラを向けられなくなってしまいました
人にだって生き物にだって
まっすぐな目で
向き合いたいなと思いました
私はまだまだ未熟だ・・
ゴメンね、やどかり君
Posted by おかっぱ at 15:10│Comments(0)
│ニチジョウ