2011年01月29日
ダンボな小耳。
まだまだ体温計と冷えピタが手放せない日々が続く我が家。昨日までは旦那がまたもや風邪を引いてしまい39度近い発熱を繰り返し寝込んでおりました。そして娘ちゃんも咳と嘔吐がなかなか治まらず病院で検査をしてもらったら「あぁ~これ肺炎になっちゃってますねぇ・・」だと!入院は何とか免れたものの点滴を十分にする必要があるとの事でみっちり2時間強の点滴を受けてきました。そしてその間ワタシは熱にうなされる娘ちゃんを抱っこしたままベッドに座り、ただジッと時間が過ぎるのを待つ。そして目線は点滴のチューブをテンポよく滴り落ちる抗生物質。そして病室のベッドの隣には壁一枚を隔てて娘ちゃんと同じ年頃の男の子も点滴をしていた。その男の子にはその子のママと祖母が付き添っている様子だったのだが、姿は見えずとも会話の内容を聞いているとその祖母はママから見ると姑さんで、孫にあたる男の子を溺愛している様子だった。何故ならその子が「ママがいい~!」と泣き続けているのにも関わらず、ママを差し置いて点滴の間中ずっとその孫を胸に抱き、話しかけ、世話し、挙句の果てによく分からない子守唄を歌っていたのである。ワタシは娘ちゃんが爆睡しているのをいいことに声を潜めて、気配を消し、その子守唄婆さんのキャラをリサーチしていた。でもこの子守唄婆さん、もとい姑さん。なかなかの図太さで嫁のワタシの立場からしたらかなりのツワモノ!だって2時間強もしゃべくり倒し、孫を抱き続け、とどめには嫁さんに「わたしこの子の面倒見てるから、アナタ会計とかお薬とかをロビーでして来なさい!」だって・・もうダンボな小耳のワタシは理解不能でプルプル~!「あのねぇ~、ママがいい~!ってさっきから孫が言ってんでしょうがぁ~!そして、嫁さんに息子を抱かせてやんなよ~!孫が病気の時ぐらい自我を引っ込めろやぁ~!そしてさっきの子守唄は自作だろうぅ~!」って言いたかったんですけどなんせワタシもチキンなもので言えるはずも無く・・そして点滴中の娘ちゃん抱きながら点滴ぶら下げているあのスタンドをカラカラ~って押しながらお邪魔するわけにもいかないし・・状況と判断で今回は胸の中に収めることにしました~。でも、その会話を聞いている間も「自宅の階段を転んで顔面骨折した老人」がまた別の病室でうなされているし・・病院ってホント何だか大変ですよねぇ・・とりあえずワタシはダンボな小耳をたたみながらしばらくはまた娘ちゃんと旦那の看病に勤しみますぅ~。

Posted by おかっぱ at 17:36│Comments(0)
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