2012年12月04日
そういう時期。
泣き疲れて寝てしまった夜がありました。こんなに残念で悔しくて辛いことが起こるなんて。夏からそれに向けて着々と準備して行動していたのに見事にポシャってしまいました。しかも一人だけ受験に落ちたような皮肉な状況。ある人は「それって失恋したのと一緒だよね、ずっと想ってたことがダメになったんだから」とワタシの気持ちを丁寧に代弁してくれました。「大人なんだから泣かない」とか「そんなに大したことじゃない」と思っているつもりだけれど、帰り道から涙が溢れてきて段々と目の前の景色が揺らいで、ハンカチでは足りずにしまいにはタオルで目を覆っていました。どんなに頑張っても報われないことはある。運で左右される出来事もある。自分が今どういう状態なのか分かろうとすればするほどに現実を拒もうとする。冷静になろうと思えば思うほどに感情で心はいっぱいになる。これからどうすればいいのか、ここから立ち上がることは出来るだろうか。数日経った今ではだいぶ気分は和らいだけれども、自分の顔を鏡で見れないし、どうやって人と会話して、どういう表情をしているのかも分からない。ぎこちないんだろうなきっと。「神様はどうしてこんな仕打ちを・・」と思うけれども、こんな都合の悪い時だけ神様を出すと、それこそバチが当たりそうだから・・と口をつぐんでしまったり、感情を抑えたりしてしまう自分がいます。そして人前では何事も無かったかのように笑って過ごす。・・でもハラワタ煮えくり返ることだってありますよ。納得いかないまま過ごすこともあります。ふれくされてしまう時もあります。そしてその度に、自分の未熟さや、浅はかさや、大人気なさが見えてきては反省したり落ち込んだり。気が付けば、その物事よりも結局、自分の気持ちと折り合いをつけたり、帳尻を合わせることに時間を費やしているような気がします。そうなると「それ自体はそんなに大したことじゃない」と改めて思えます。自分の経験として咀嚼して、消化して、栄養にするときに「からだにいいもの」にするためにもがいているだけ。血や肉となって体を動かせるように、記憶や心に留めてこれから誰かを助けられるようにする為に吸収している。そういう時期なんです、今はきっと。・・みんなそうやってがんばっているんだよね。そして応援してくれる人がいるからこそがんばれる。師走のあわただしさがホントありがたいな。


Posted by おかっぱ at 07:40│Comments(0)
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