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2012年05月18日

手紙。

最近めっきり書く機会の減った手紙。携帯メールやその他のツールでほぼまかなってくれるので、いちいち〒経由で思いを伝える必要が無くなってしまったんでしょうね。そして小出しに呟いたり、こうやってブログでその都度思いを吐露したりできるのが便利なような不便なような。でもね、時々衝動に駆られるんです「あぁ、手紙したためたい」ってね。そういう機会に恵まれたなら、いそいそとその方に合った便箋を選び、心して机に座り、何を書こうかと推敲し、文章に自分の思いを込め、行間や文節に呼吸を添えながら、つらつらとしたためる。この全ての行程が何とも好きでして。そしてこれってメールじゃ絶対に不可能。ブログでも不可能。その他のSNSも然り。こうなってくると究極には「いっそのこと全て止めちゃおうか」っていう思いも正直あったりするんです。でも「住所や本名も知らない人にも手紙めいたものが書ける」という意味ではこういった方法がベストなんですよね。そして「手紙は重たい」と感じる方にはこれがベターなんでしょう、きっと。でも、ワタシはガッツリした性分だもんだから、特別な方にはキチンとした形式にのっとって伝えたい。そして手紙を書く姿勢や、筆跡や、強弱にこそ伝わる何かがあると信じている。パソコンでタイピングだとやっぱりね、こうなっちゃいます。「いっそ横書きで行間や句読点無視でダダダっと書いちゃえ~」ってな文章になっちゃうんですよね。そして手紙は何より「ずっと残る」んです。心にポッカリ隙間が空いた時にふと読み返せるんです。例え遠くに離れても切手の枚数で距離を図れたり、消印が記念になったり、手に持った感触と封を切る時の緊張感。自分の中にもわずかな体温上昇を感じることができたり、それが手にとった紙にも伝わったり。そして封筒や便箋や切手にさえもその人のセンスを感じたり、思いを汲み取ったりすることもできるしね。挙げればキリがないほどに手紙はいいもんです、やはり。サーバーがイカレちまったらハイ、シャットアウト。データも全て飛んじゃう、なんて侘しすぎる。「バックアップ取らなきゃ」だって?んなもん関係ねぇ!・・そうと決まったら手紙書いちゃいましょ。文具店に足運びましょ。ラブレターもクレームも連絡事項も全て手紙にしちゃいましょう。「待ち侘びる」とか「ポストを覗く」とか「宛名の筆跡であなたと気付く」とか昭和ですもんね、風情が。でもそのくらいの方がむしろ新鮮なんじゃないですか。そして本来は中2日くらい開いた方がいいんですよ何でも。ASAPな流れに疲れたら手紙などいかがでしょうか。ワタシも恋文や果たし状を書く前に、ヘビーだけどヤミーなこのオキナワンスイーツに一筆。
手紙。 


タグ :手紙

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Posted by おかっぱ at 17:11│Comments(0)アタマノナカ
 
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