2012年07月26日
夢ですか・・
自分の中の潜在意識に驚いたり、普段の感情が如実に現れたり、思わぬ結末にハッと目が覚めたり、という「事件は頭の中で起きてるんです!」というコントロール不可能な現場、それが夢。ドリーム・イン・マイ・ヘッド。記憶に残る過去の夢は「コレじゃないぃ~コレいらないよ~」と断固として「世界ふしぎ発見!」のスーパーひとしくんを拒絶する夢や、ある瞬間から突然自分だけ透明人間になってたり。そして夢の無法地帯でここぞとばかりに「あんなことやこんなことしちゃおうっかな~」と悪だくみするかと思いきや、友達や家族から軽い無視されたような気分になって寂しくて結果、半ベソで叫んでましたよ、夢なのに。透明なのに。そんなスケルトンでスクリームな夢以外にも「飛行機で墜落したのに何故かワタシだけ不死身で空飛べる」というSF映画のオープニングみたいな夢をみたり、「すでに他界した家族が突然、普通に食卓に並んで一緒にご飯を食べている」という、お米もおかずも全部が涙味な夢だったり。そして今日の朝方みた夢はまさに「夢のようなひととき」という言葉がピッタリな夢でした。憧れのあの方が目の前に現れて、ワタシに微笑んでくれる。そしてワタシはあんなことやこんなことを質問したり、二人で何だか楽しくて何をするわけでもないのにほんわかした空気が漂っていたり。目覚めて「あぁ、夢か・・」と思うあの何ともいえない感情。けだるさ。脱力感。ほんわかした空気はどこにあるのか、と部屋の天井を見上げたり。「せめて、あともう一度だけ」と目を閉じて夢の続きをみようと試みるも、ただの二度寝未遂で終了。そして日常は容赦なく押し寄せてくる。ロスした時間の分だけ、渋滞気味で迫りくる。圧迫感。緊迫感。「24」のキーファー・サザーランドのように機敏にキレ味よく弁当を包む。自国や愛する人を守るためならどんな敵にも立ち向かう。でも、そうじゃない。ワタシCTUで働きたいんじゃないの!任務遂行の為なら何でもするっていうタイプじゃないの!夢と現の間をただウロウロしたいだけなのっ。地面から3cm浮いたようなフワフワした感覚を味わいたいだけなのっ。あの方ともう少しだけ「徹子の部屋」にあるようなリッチなソファーでお話したいだけなのにぃ~。夢って時にイジワルで残酷なのね。そして夢に置いてけぼりくらったような身体って何とスローなんでしょうか・・でも今日は余韻だけで午前中を気分よく過ごせるかも。あぁ、シアワセなひと時だったわ・・「夢じゃなきゃいいのに」と思うのは、現実ではスパイスにもなり、ポイズンにもなりますね・・いかんいかん、雑念、妄想、雲の隙間に隠れろ~。そしてトビッコの粒のような極小の夢ならたくさんあるのに、イクラのようなとびっきりのつややかな一粒一粒の夢はどうして時間と共に表面シワシワになってしまうのか。夢にもランクと鮮度があるのかな・・。そして回転寿司の皿を未だに取るタイミングが掴めないワタシ・・トビッコもイクラもいっそのこと頭の中で玉子みたいに焼いたろか。そして押し入れサンドイッチに挟んだろか。


Posted by おかっぱ at 08:25│Comments(0)
│アタマノナカ