ころこりほりほる2

今日は不思議な一日でした。少し夢見心地な一日といいましょうか。好きな本屋さんに心ゆくまでいることができて、この緊迫した情勢から少し意識を放すことに成功しました。なるべく時計を見ないようにして、携帯もさわらない。目に留まる本があれば何冊でも手にとっていいし、気が済むまで読んでいる時間がありました。リミットに縛られないなんて久しぶりの体験、そしてなんてステキなんでしょう。病みつきにならない程度にこれからもこういう時間が設けられたらいいな～と密かに願っています。

気がつけばお昼をとうに過ぎていた頃、お腹が空いてきて「何を食べようか」と思っていたとき、本屋の近くにあるカフェがふと浮かんできました。いや、もしかすると「今度あの本屋に行くときはあのカフェにも行ってみよう」と思っていたかもしれません。ここは以前、とあるステキな殿方が紹介していたカフェ。「足を運んだらもしかすると偶然に会えるかもしれない～」とわずかに期待していたのでしょう。だって、いつも以上にのんびりして、窓の外ばかりみていましたから。でも当然、会えるはずもなく・・モクモクとふくらんだ期待は、カフェのすぐ側にある久茂地川に流れてフワフワの泡となって消えてしまいました・・。

本の中でも夢のようなひとときがあって、現実でもほんわかした夢を抱いていた今日という一日。せっかくなので少し夜更かししてコーヒー淹れて甘いひとときを2度味わっちゃいます。それではみなさま、いい夢を。おやすみなさい。