2013年09月26日
無題。
ひとりの人間の側面をしりました。
その人物はある日、
いつもと違う顔をして、
いつもと違う服を着て、
いつもと違う場所へおもむき、
いつもと違う振る舞いをしていたそうです。
その行動はワタシの想像をこえていたけれども、
間違いなくその人だったようです。
それを知ったとき、いろんな思いが駆けめぐりました。
びっくり、どうして、なんで、なにがあったの・・
その人物の笑顔と優しい対応が浮かびました。
これまではそれしか知らなかったのです。
事実を受け入れられないまま時をすごしました。
ふとしたときに思い出しては手が止まりました。
できるだけ冷静に、
じっくりと、ゆっくりと、その人を想っていくと、
ワタシの思いはひとつづつ剥がれていきました。
「それはまちがっている」
「あなたにはこうあってほしい」
「もっといい方法がきっとあるはず」
勝手にワタシが包みこんでいた
その人に対する願望や希望を
ひとつひとつ丁寧にめくっていきます。
そうしたらスッとのびる幹のような
ひとつの想いが立っていました。
「その人が幸せであってほしい」
それだけ。ぽつんと。
そこにあったんです。
どこに居たって、なにしてたって、
だれがどう思ったって、かまわない。
ただ、しあわせであってほしい。
心から願っています。

Posted by おかっぱ at 07:41│Comments(0)
│アタマノナカ