2014年07月04日
6.23
6月23日の慰霊の日、
私は平和祈念公園にいました。
朝8時に着いたにも関わらず
平和の礎にはおおくの花と
手を合わせる人がすでにいました。
見えるものできる限りを撮りたいと、
見えないものまでも映してみたいと、
私はカメラを片手に歩き回っていました。
するとひとりの男性が、私に
「あんた、カメラマンね?
よかったらうちらを撮ってくれんかね」と
笑顔で声をかけてきました。
「あ、いいですよ」と私は
その男性のご家族も集めて
数枚写真を撮ったら
「ありがとうね~
じゃ、一緒にお弁当食べていきなさい」と
紙皿と割り箸を手渡してくれました。
紙コップに冷えたお茶も注いでくれて、
飲みたいのはやまやまだったのですが・・
実は私はこの日、朝から
「今日は水だけで過ごそう」と思い
空腹を体感していたんです
昨年のこの日に、
そうして過ごした方の話を聞いて
私もそうしよう、とずっと前から
心に決めていました。
けれどもその男性は私の紙皿に
いろんなおかずを取り分けてくれて、
「たべてたべて」と笑顔で私に
どんどん差し出してくれます。
弱い心の私は結局、
「じゃ、いただきますっ」と
チキナー炒めを一口パクッ!
すると空腹の体に
しみわたるシミワタル~
「島んちゅはね、目の前で食べることを
大切にしているからね。
お墓も礎も一緒さ~」と
ご家族の方が言った言葉が
忘れられません。
お弁当をご馳走になったうえに
おにぎりまでカバンにいれて頂いた後、
さらに公園を歩き回れば
みんなみんなお弁当を食べていました。
平和行進をしたであろう団体も、
家族みんなでいらした大人も子供も、
シャトルバスで来場したひとりひとりも、
木陰で座ったり、東屋で休んだり、
レジャーシートを広げて、ござ敷いて、
食べて、飲んで、青空のしたで
しっかりと生きていました。
おなかがすいたら食べる、
食べるから元気でいられる。
かなしくてもお腹は空くし、
生きることと食べることは
つよく繋がっているんだよね。
しっかり食べて
たくましく生きなきゃ、と
6月23日に教えてもらいました。

私は平和祈念公園にいました。
朝8時に着いたにも関わらず
平和の礎にはおおくの花と
手を合わせる人がすでにいました。
見えるものできる限りを撮りたいと、
見えないものまでも映してみたいと、
私はカメラを片手に歩き回っていました。
するとひとりの男性が、私に
「あんた、カメラマンね?
よかったらうちらを撮ってくれんかね」と
笑顔で声をかけてきました。
「あ、いいですよ」と私は
その男性のご家族も集めて
数枚写真を撮ったら
「ありがとうね~
じゃ、一緒にお弁当食べていきなさい」と
紙皿と割り箸を手渡してくれました。
紙コップに冷えたお茶も注いでくれて、
飲みたいのはやまやまだったのですが・・
実は私はこの日、朝から
「今日は水だけで過ごそう」と思い
空腹を体感していたんです
昨年のこの日に、
そうして過ごした方の話を聞いて
私もそうしよう、とずっと前から
心に決めていました。
けれどもその男性は私の紙皿に
いろんなおかずを取り分けてくれて、
「たべてたべて」と笑顔で私に
どんどん差し出してくれます。
弱い心の私は結局、
「じゃ、いただきますっ」と
チキナー炒めを一口パクッ!
すると空腹の体に
しみわたるシミワタル~
「島んちゅはね、目の前で食べることを
大切にしているからね。
お墓も礎も一緒さ~」と
ご家族の方が言った言葉が
忘れられません。
お弁当をご馳走になったうえに
おにぎりまでカバンにいれて頂いた後、
さらに公園を歩き回れば
みんなみんなお弁当を食べていました。
平和行進をしたであろう団体も、
家族みんなでいらした大人も子供も、
シャトルバスで来場したひとりひとりも、
木陰で座ったり、東屋で休んだり、
レジャーシートを広げて、ござ敷いて、
食べて、飲んで、青空のしたで
しっかりと生きていました。
おなかがすいたら食べる、
食べるから元気でいられる。
かなしくてもお腹は空くし、
生きることと食べることは
つよく繋がっているんだよね。
しっかり食べて
たくましく生きなきゃ、と
6月23日に教えてもらいました。

Posted by おかっぱ at 05:20│Comments(0)
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